マグナム望遠鏡について
天体観測がちょっとしたブームになっているみたいですね。地球上にはないものを、静かにひっそりと観察することに癒し効果があるのかなと思ったりしています。宇宙のことは徐々に解明されてきていますし、将来気軽に観光旅行で宇宙に行く時代が来るかもしれません。その家族の乗っている宇宙船を望遠鏡でみるのもまた、面白そうですね。
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2007/11/26 日記<マグナム望遠鏡>
マグナム望遠鏡
マグナム望遠鏡(マグナムぼうけんきょう)とは、東京大学COE初期宇宙研究センター(現:東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター|ビッグバン宇宙国際研究センター)のチームが、アメリカ合衆国ハワイ州ハレアカラの山頂に建設した口径2メートルの望遠鏡のこと。マグナム (MAGNUM) とはMulticolor Active Galactic Nuclei Monitoringの略称であり、その名称の通り、活動銀河核(クェーサー)の多波長モニター観測の為に建設された。概要
具体的には、近赤外〜遠赤外領域、さらには可視光線領域、近紫外線領域の波長帯を用いて、ダイナミックに活動する銀河の内コア部分に相当する領域を専門的に観測する装置である。例えば、2つの銀河が衝突することによって生じるコアの爆発や誕生まもない銀河の中心領域における超新星爆発、巨大ブラックホールによって生じていると思われるジェット流を観測することによって銀河の謎を解明することを目的に建設された。本体性能
特徴
モニター観測[モニター観測とは、特定の天体を長期間に渡って観測し続けることである。具体的には、活動銀河核(クエーサーなど)の変光を観測しその中心部にあると思われるブラックホールや降着円盤の活動を研究したり、超新星爆発や新星現象等を捉えることによってそのメカニズムを解明している。]を目的としているため、自動観測化が行われている。望遠鏡ドームの近くに設置した観測室では、気象観測等を行うことで、望遠鏡の観測を行う判断を自動的におこなえる仕組みとなっている。また、異常な現象を捉えた時には、観測データをインターネットを活用してメール等で転送ができる仕組みになっているため、観測者はいつでもどこでも観測結果を知ることができる。その他
マグナム望遠鏡は、高地に設置されることを目的として自動化を目指したものである。ただし、他の光学望遠鏡と同じく、メンテナンスを行う際にはハレアカラへ上ることがある。技術補足
マグナム望遠鏡では、衛星通信を用いたインターネット技術や、自動気象観測によってドームの開閉を行う仕組み、さらには観測点の差分を取るために設けられたデータベース等の仕組みによって成り立っている。特にソフトウエアは、オープンソースのものを活用している。具体的に例を挙げれば、制御系は望遠鏡メーカのものであるが、ホスト系はLinux、データベースはPostgreSQL等である。気象観測に関しても、気圧・風速・風向・雨量・全天カメラによる雲の判別等だけのものである、ただしハレアラカラの気象条件に合わせるための調整で時間を要した部分もある。関連項目
国立天文台
東京大学
東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター
東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター
天体望遠鏡参考文献
『宇宙を見る新しい目』日本物理学会編、日本評論社、2002
『東京大学マグナム望遠鏡物語』吉井譲、東京大学出版会、2003外部リンク
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ken/telescope/01.html
哩搭セものがたり]脚注
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